浅草の靴ブランド「forme」定番の外羽根プレーントゥ fm-100当店別注仕様を紹介します
fm100はフォルメの革靴の中でも最も定番な一足です
クラシックな外羽根のプレーントゥは一足持っていればカジュアルからドレスまで様々なシチュエーションに対応できるので便利ですね
ROXANNE別注仕様のfm100は、従来の外ハトメから裏ハトメに、コバや出し縫いの糸などを全て黒色に変更し、オールブラックにしていただきました
その結果、モードやスーツにも対応できるドレッシーな仕上がりになりました
従来のモデルは比較的カジュアルな服装に、オールブラック仕様の別注品はスーツやドレスライクの服装に合わせるのが良いですね。
木型は10番です。9番はボテッとした丸みのある木型で、これもまた素晴らしいのですが、ドレス感を強めるならばシャープな10番が良く合いますね。
また、シンプルなデザインで装飾を省き、色も黒で統一されているからこそレザーの良さも際立つと思います。
この靴に使われているのは、イタリア製のカーフレザー。肌触りとキメ感が素晴らしいです。
フォルメは使われている革が凄く良いです。有名なタンナーの革を使用するのが普通ですが、フォルメのデザイナーの小島さんは良いタンナーがあるという話を聞くと海外まで足を運ばれるので、その拘りが見て取れます。
製法はグッドイヤーウェルト。履きこんでいくと中に詰まっているコルクが足の形に沈んでいくため、フィット感が良くなります。また、歩行時に疲れにくくなる効果もあります。
フォルメの靴は日本人の足に合うように木型を作っています。昔は「日本人の足に作られているといっても足の形は人によって違うんやから大して変わらんでしょ」って思っていたんですけど、フォルメの靴を履いた時にこの考えは砕け散りました。チャーチやジョンロブ、トリッカーズ、エドワードグリーンなどの海外靴や日本の靴もそれなりに履いてきましたが、フォルメよりも履いていて疲れない靴はなかったです。「革靴は履いていて疲れるからちょっとな~」って思っている方に是非試していただきたい一足です。ROXANNE別注仕様のモデルは冠婚葬祭にも問題なく使えるので一足持っていれば本当に便利ですね。
使用している革をカーフではなく馬の臀部を用いたホースレザー(CLASS)のモデルも若干数ご用意があります
ホースレザーの中でも臀部が一番繊維が詰まっていて価値が高いのですが、その部位のみを使って作られている靴です
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